水流急なるに任せ境常に静かなり 花落つること頻りたりと雖も意常に閑かなり-読み方-意味
中国の古典書 菜根譚に記載されてるこの
水流任急境常静 花落雖頻意自閑
の
読み方
意味
を解説いたします。
水流任急境常静
水流任急境常静-読み方
水流任急境常静
水流急なるに任せ境常に静かなり
すいりゅうきゅうなるにまかせ きょうつねにしずかなり
水流任急境常静-意味
世の中が激動で水が急であっても流れに任せて、私の心は常に静かです。
花落雖頻意自閑
花落雖頻意自閑-読み方
花落雖頻意自閑
花落つること頻りたりと雖も意常に閑かなり
はな おつることしきりといえども い つねにのどかなり
花落雖頻意自閑-意味
花が全て散り、枯れ葉だけになったとしても、私の心はとても長閑(のどか)です。
水流任急境常静 花落雖頻意自閑-まとめ
どこか風情があり、美しい光景が目に浮かぶ言霊です。
その文字の如く受け止めて味わってもよろしいと思います。
プラスして個人的に感じたことを。
『水流任急境常静 花落雖頻意自閑
どんなに世の環境が劇的に変化をしても、流れに身を任せて静かに受け入れて私は平常を保ちます
花が落ちて枯れ葉だらけになるかのように、世間では心が揺れ動くことがあるようだが、私の心は乱されることなく常に静かに長閑です。』
達観したような、何があっても動じないような強い決意があるような・・・。
ただ、流れに身を任せてるような、揺るぎない信念がありそうな・・・。
文字がまるでポエムのように美しく儚げなのに
しなやかで揺るぎない心情を感じます。
私も常にこうありたいと心してる、大好きな格言の一つです。
水流任急境常静 花落雖頻意自閑
意味を知ったら、待ち受けにしたい!
そんな方はどうぞ