耐冷,耐苦,耐煩,耐閑,不激,不躁,不競,不随,以成事-読み方-意味

耐冷,耐苦,耐煩,耐閑,不激,不躁,不競,不随,以成事-読み方-意味


人生で大きな決断をする時-大きな選択の一歩を踏み出す時に指針になるお言葉-格言です。

中国清代末期の軍人でもあり政治家でもある曽 国藩(そう こくはん)が座右の銘にしていたことでも有名な言葉です。

読み方は

たいれいたいくたいはんたいかんふげきふそうふきょうふずいもってたいじをなすべし

です。

四耐四不訣(したいしふけつ)


読んで字のごとく

4つの耐えること

4つのしてはいけないこと

重大なことを成し遂げるためには自分への戒めとして

心してください ということです。

1つ1つご説明いたしますね。

四耐(したい) 耐冷耐苦退煩耐閑(たいれいたいくたいはんたいかん)


耐冷(たいれい)

孤独に耐える 周囲の手助けがなくても耐える

耐苦(たいく)

苦しいことがあっても耐える

耐頓(たいはん)

忙しいこと 煩わしいことがあっても耐える

耐閑(たいかん)

何もすることがなく閑散としていても耐える

四不(しふ)不激不操不競不髄(ふげきふそうふきょうふずい)


不激(ふげき)

激さない 怒らない

不躁(ふそう)

うまくいっても騒がない はしゃがない 有頂天にならない

不競(ふきょう)

不毛に競わない 争わない

不随(ふずい)

随わない 言いなりにならない

以成事(もってたいじをなすべし)


四耐四不訣の精神で己の大きな目的を達成せよ

という格言ですね。

一般人でもこれらの教えは

自分への戒めでもあり

人生をしっかり生き抜く指針でもあるようです。

ちょっぴり厳しい言霊でもありますが

大きな決断をする時

人生未来に向けて大きな一歩を踏み出す時

あなたの目標はどこにあるのか

人生の意味はどこにあるのか

を見直しながら

目標達成するために

四耐四不訣 心してください。