我心如秤不能為人作低昂-我が心秤の如し人の低昴に能わず-諸葛亮孔明-読み方-意味
諸葛亮孔明さんといえば言わずと知れた三国志の軍師。
今はスマホゲームなどでも有名で人気ですね。
多くの名言、格言を残していますが
今回は私もとても肝に銘じてる言葉。
我心如秤不能為人作低昂-我が心秤の如し人の低昴に能わず
読み方
意味
諸葛亮孔明さんとは
を掘り下げてみます。
我心如秤不能為人作低昂-我が心秤の如し人の低昴に能わず-読み方
習いましたよね漢文。
読み方は
わがこころはかりのごとし ひとのていこうにあたわず
です。
我心如秤不能為人作低昂-我が心秤の如し人の低昴に能わず-意味
直訳すると
我心如秤(我が心秤の如し)
私の心は天秤のようであり
不能為人作低昂 (人の低昴に能わず)
人の都合に合わせて上下をしたりしませんよ
天秤という例えを入れてるので優しげに聞こえますが
実は
『あなたの(勝手な)都合で(確固たる正義の天秤の信念を持つ)私の心は動くことはないですよ』
と、バッサリ系のお言葉のように私は感じています。
天秤って天の秤(はかり)と書きますよね。
どうしてかというとこの言葉が出てくるのが
無理を陳情しにきた者に対して答えてるシチュエーションだからです。
もし あなたに無理難題を要求してくる方がいたら迷わず
我心如秤不能為人作低昂-我が心秤の如し人の低昴に能わず
わがこころはかりのごとし ひとのていこうにあたわず
と笑顔でお答えしましょう。
人は変えられない-自分は変えることができる
現代でもよく言われてることですよね。
我心如秤不能為人作低昂は
『あなたの都合で私の正義心の天秤は変えられませんよ』
とも捉えることができますし
またもう一歩掘り下げるとしたら
『いくら願っても人の心は変わらないけど、自分は変えることができますよ』
とも
読み取ることができる奥深い言葉なのです。
諸葛亮孔明さん-どんな人
レッドクリフ(赤壁の戦い)で
金城武さんが演じていたのが諸葛亮孔明さんです。
西暦181年から234年に中国の戦国時代に登場したスーパー軍師です。
三国志といえばどなたでも聞いたことがあると思いますが
3つの国 魏(ぎ)、呉(ご)、蜀(しょく)の戦争の物語です。
そこに颯爽と登場したのが諸葛亮孔明。
スマホもパソコンも車も双眼鏡すらない時代に
季節を、風を、地形を、星を、人の心を訓んで
次から次と戦を勝ち抜いた人物です。
占術も用いてるシーンもあって
桃月 個人的に大ファンです。
(桃月が読んだ文献には、孔明は戦地で自分の寿命を星から悟って
最後の策を練っていました。
しかも孔明亡き後、それらが全て実を結んだのです! 占い師冥利に尽きる!)
三国志は壮大な長編物語
ですので読むのはとても大変です。(桃月は大好きなので何度も読み返しています)
レッドクリフでさえ147分映画ですが、三国志 全体のほんの一コマです。
我心如秤不能為人作低昂
我が心秤の如し人の低昴に能わず
のような人生の指針になるような名言や名シーンがたくさん出てきます。
コミックがありますがそれでもなんと60巻!
毎日1冊読んだとしても2ヶ月がかりですね。
ユーチューブの特集番組をご覧になって、もっと深めたい方は
ぜひチャレンジしてください。