空亡、厄年の乗り越え方を教えてください

空亡、厄年の乗り越え方を教えてください


3分でわかるスピリチュアルQandA

『厄年、空亡などを毎年お正月に自分で調べているのですが

家族を含めると、いつも誰かがどこかに当てはまっていたりして、

気持ちが滅入ってしまいます。

恋愛もしかりですが、仕事面でも影響が出てしまうのではないかと

元旦早々、不安になってしまいます。

この時期の意味や、乗り越え方、した方がいいこと、してはいけないことなどを

アドバイスお願いします』

24歳 不動産業 男性 とみやま

24才の男性リピーター様からの

3分でわかるスピリチュアルQandAにご質問をありがとうございます。

お正月にご家族の運気を占って、毎年気持ちが滅入ってしまうとのこと。

実はこのようなご相談はよくあるのです。

お答えは一言では難しいのですが

『厄年、空亡をきちんと理解して対応すれば怖がることはありません』

です。

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空亡とは


読んで字の如く

むなしくほろぼす

という散々な意味なのですが

実は干支の十二支が基本になっています。

誰しも12年のうちに2年間、毎年2ヶ月が訪れます。

ではどうしてこのような占術になったのでしょうか

 

 

十干と十二支とは?


十二支ってご存知ですよね

亥(12)

 

十干とは

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(10)

音読みでは

こう・おつ・へい・てい・ぼ・き・こう・しん・じん・き

と読みますが

訓読みでは

きのえ・きのと・ひのえ・ひのと・つちのえ・つちのと・かのえ・かのと・みずのえ・みずのと

と読みます。

これは陰陽五行に密接に関わってる古代中国の思想です。

森羅万象を表していると言われています。

 

十干の余談・・・


ちょっぴり混乱してきましたか。

ただ、この十干は

契約書などにもよく使われるのです。

甲は、乙はとよく目にしますよね。

 

十二支と十干が関わる


難しくなってまいりましたが、大丈夫です。

十二支と十干を組み合わせてみますね。

 

亥(十二支)

 

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸(十干)

 

そうすると60年で一周することになるのです。

よく

『ひのえうま』とか『きのえたつ』と言ったりしますよね。

 

時間と空間の余りの部分が空亡


五行説とも密接な関係があるのですが

時間と空間を示す十二支と十干ではどうしても2余りが出てしまいます。

この部分が時間と空間が合わない場所として

空亡になるのです。

 

なので

・新しいことを始めない方がいい時期

・養生して気迫を充満させる時期

というような考え方になるのです。

 

 

空亡は冬の時期


冬にいくら種まきをしても、枯れてしまいます。

冬は労をねぎらって、次に訪れる春のために

種を大事に、自らの畑の計画を立てて

自分自身も体力をつけるべく運動や栄養バランスのとれた食事を心がけておく

そんな時期と捉えていただきたいのです。

 

逆にこの冬の時期にしっかりと計画や自分の健康管理を怠ると

次に訪れる春に、立派な畑を耕して種を蒔く力が発揮できにくく

なってしまうのです。

 

これは自然の摂理にそった現象であり、

私たちが賢く健全に生き抜くための知恵でもあるのです。

 

空亡の意味がおわかりいただけたでしょうか

もう少し続きます

 

 

厄年とは


厄年は、考え方が違います。

これは平安時代にはすでに陰陽道で用いられていた占術です。

誰がどのようにしてこの厄年を設定したのかは今のところ闇の中ではありますが

根強く進行され続けてきたのも事実です。

満ではなくて数え年になります。

  男性
前厄 本厄 後厄
24歳 25歳 26歳
41歳 42歳 43歳
60歳 61歳 62歳

 

  女性  
前厄 本厄 後厄
18歳 19歳 20歳
32歳 33歳 34歳
36歳 37歳 38歳
60歳 61歳 62歳

 

 

厄年の乗り越え方


厄年は人生で何度も訪れます。

特に男性の42歳

女性の33歳は

『健康に注意をしてください』の意味で大事な厄年と言われています。

男女や体質によって個人差があるでしょうが

この年齢に差し掛かった時に

体調、肉体的機能の変化が如実に感じられる時期だからと言われています。

 

何か悪いことが起きたからと言って

全てを厄年のせいにすることはありません。

平安時代にはすでにあったとされる厄年の考え方ですが

現代人の栄養や生活環境に置き換えると体力的には

男性の42歳は昔の50代 女性の33歳は昔の40代と考えても良いでしょう。

 

まして医学も発達していて

厄年は男性の62歳までとなっていますが

今は人生100歳時代。

本来もっとあって然るべきなのです。

 

日々の積み重ねで厄は払えます


このようなスピリチュアル的な考え方は

お正月の初詣から

節分、お雛様、端午の節句、恵方巻などなど

様々な形式で現代社会にも受け継がれているのです。

 

本来は厄年ではなくとも

健康管理に気をつけ、常に自分を精進させ

周りの全てに感謝をして謙虚を心がけていれば

それがすでに日々の厄払いになっているのです。

あまりネガティブに考えすぎるとそれを引き起こしてしまいますので

気になるのであれば厄払いやお守りなどをお持ちになってください。

 

厄年にしていいこと、しない方がいいこと


上記のことをしっかりと踏まえていれば

特に怖がることはありません。

出産に関しては、厄が払えたという節まであるほどです。

 

やってはいけないことは

厄年を気にしすぎる

なんでも厄年のせいにする

その1年間をひたすらネガティブに過ごす・・・

それは厄年にかかわらず避けた方がいいことですよね。

 

厄年は自分自身の見直しの時期


日々の丁寧な積み重ね、精進、謙虚さが大事であるとお伝えいたしました。

それをこのような節目節目で

自分自身を反省して

傲慢になってないか

怠惰になっていないか

必要以上に自己嫌悪になっていないか

責任転嫁をしていないか

を見直す時期であると捉えて、真摯に向き合ってください。

 


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